卵巣がんでも子どもを持つことは可能ですか?
卵巣がんと妊娠の可能性
卵巣がんは卵巣自体ががんになるため、自然妊娠が難しくなることが多いです。卵巣は卵子を産む臓器であり、がんの進行や治療が卵子の機能に影響します。
早期がんでの手術と卵巣温存
がんが早期(ステージⅠ~Ⅱ)で、腫瘍が限局している場合、外科医はがん組織だけを切除し、残りの健康な卵巣組織を温存できることがあります。このような手術後は、将来的に自然妊娠の可能性が残ります。
片側卵巣だけが残っている場合の体外受精(IVF)
片側の卵巣のみが残り、もう一方ががんのために摘出されたケースでは、体外受精(IVF)が有効な選択肢となります。残存卵巣から卵子を採取し、受精させて培養した胚を子宮に移植します。
個別性が高い点と注意点
妊娠の可否はがんの種類・ステージ、患者さんの年齢や基礎的な妊娠力、治療内容によって大きく異なります。妊娠を希望する場合は、必ず主治医や不妊治療の専門医と十分に相談し、リスクとベネフィットを検討してください。
医療チームは、がん治療と妊娠の両立が患者さんの健康に与える影響を総合的に評価し、最適な方針を提案します。
