卵巣がんの第一選択治療
概要
卵巣がんは卵巣で始まる悪性腫瘍です。米国がん協会のデータによれば、毎年約21,500件の新規診断があり、約14,600件が死亡しています。第一選択治療は手術です。
目的
- 卵巣にできる主な腫瘍は上皮性腫瘍、胚細胞腫瘍、間質腫瘍の3種類です。手術は良性・悪性を問わず、これらの腫瘍を身体から取り除くことを目的とします。
手術の流れ
- 子宮、卵巣、卵管を全摘出し、がんの進行度や転移範囲を評価します。早期で妊娠希望のある女性には、病変側の卵巣と卵管のみを残す部分的摘出が行われることもあります。
デバルキング(腫瘍減量)
- 1センチメートル以上の腫瘍を可能な限りすべて除去します。大きな腫瘍を残すよりも、生存率が向上することが知られています。
追加的処置
- 腹腔内の脂肪組織(大網)も摘出し、がんがそこに転移しているかどうかを確認します。
術後のフォローアップ
- ステージII・IIIの卵巣がん患者には、手術後に化学療法が行われます。これにより再発リスクを低減し、予後改善が期待されます。
