肝臓と膵臓の役割は何ですか?
肝臓
消化と栄養素の処理
肝臓は体内で最大の臓器で、胆汁を生成し小腸で脂肪を分解する役割があります。胆汁は胆嚢に貯蔵され、必要に応じて分泌されます。
解毒作用
薬物やアルコール、環境中の有害物質を無害な形に変換し、体外へ排出します。
栄養素の貯蔵
グリコーゲン、ビタミン(A、B12 など)、鉄や銅といったミネラルを蓄え、エネルギーや代謝に応じて放出します。
血液成分の調整
アルブミンや凝固因子などの血漿タンパク質を合成し、赤血球の分解産物であるビリルビンの除去も行います。
膵臓
外分泌機能
膵臓は炭水化物、タンパク質、脂肪を分解する消化酵素を産生し、膵管を通じて小腸へ直接放出します。
内分泌機能
膵島の内分泌細胞は血流にホルモンを分泌します。
- インスリン:血糖を下げ、細胞がブドウ糖を取り込めるようにします。
- グルカゴン:血糖が低下したときに上昇させます。
- ソマトスタチン:インスリンとグルカゴンの分泌を抑制します。
肝臓と膵臓は体内の恒常性維持に不可欠です。消化不良や血糖異常の症状が続く場合は、医師の診察を受けましょう。
