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膵臓が機能しなくなったら、どのシステムが停止するか?

内分泌系への影響

インスリンの産生:膵臓は血糖を下げるホルモン、インスリンを分泌します。インスリンが無くなると、細胞は血中のブドウ糖を取り込めず、糖尿病が発症します。未治療の糖尿病は心臓や血管、眼、腎臓、神経に深刻な障害をもたらします。

グルカゴンの産生:膵臓は血糖を上げるホルモン、グルカゴンも分泌します。グルカゴンが欠乏すると低血糖が頻発し、倦怠感・震え・意識混濁・痙攣などの症状が現れ、放置すれば致命的です。

外分泌系への影響

消化酵素の分泌:膵臓はアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼなどの酵素を小腸へ放出し、炭水化物・脂質・タンパク質の消化・吸収を助けます。酵素が供給されなければ栄養分の分解ができず、栄養失調や体重減少を招きます。

重炭酸イオンの分泌:膵臓は小腸に重炭酸イオンを分泌し、胃から来た酸性のキームを中和します。これにより酵素が最適に働くアルカリ性環境が保たれますが、重炭酸が不足すると消化が阻害され、吸収不良や腹部不快感が生じます。

血糖調節のフィードバック機構

インスリンとグルカゴンは肝臓・筋肉・脂肪組織に対し、血糖の取り込みや放出を指示するフィードバックループを形成しています。膵臓が機能しなくなるとこの調節機構が崩れ、血糖の恒常性が失われ、糖尿病の症状がさらに悪化します。

以上のように、膵臓の機能喪失は内分泌系と外分泌系の両方に致命的な影響を及ぼし、血糖管理・消化・栄養吸収が著しく障害されます。適切な医療介入がなければ、これらのシステムは次第に機能不全に陥り、生命に関わる合併症を引き起こします。

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