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膵臓のアシナ細胞の役割とは?

膵臓のアシナ細胞とは

膵臓のアシナは、消化酵素を産生・分泌する細胞集団です。アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなどの酵素は、炭水化物・脂質・タンパク質を小さな分子に分解し、体内で吸収できるようにします。

酵素は不活性状態で貯蔵される

アシナ細胞は酵素を「酵素原(ジモーゲン)」という不活性形で合成し、ジモーゲングラニュールという小胞に包装して細胞内に貯蔵します。食事が小腸に到達すると、膵臓はこれらのジモーゲンを活性酵素へと変換し、腸内へ放出します。

分泌はホルモンで調節

胆嚢収縮ホルモン(CCK)やセクレチンといったホルモンがアシナ細胞の分泌を制御します。CCKは小腸内の脂肪やタンパク質に反応して分泌され、セクレチンは酸性の内容物に応答して分泌されます。これらのホルモンがジモーゲングラニュールの放出を促し、活性酵素が腸内で働きます。

重炭酸イオンの産生

アシナ細胞は少量の重炭酸イオンも分泌します。重炭酸イオンは胃から来る酸性のキームを中和し、小腸内をアルカリ性に保つことで、消化酵素が最適に機能できる環境を作ります。

以上のように、アシナ細胞は消化酵素と重炭酸イオンの産生・放出を通じて、食物の分解と吸収に不可欠な役割を果たしています。

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