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血液検査や他の検査で早期膵臓がんを示す兆候は?

早期膵臓がんを示す可能性のある血液検査・検査マーカー

血液検査やその他の検査で得られる数値は、膵臓がんの早期発見の手がかりになることがありますが、単独で診断できるわけではありません。必ず画像診断や生検と併せて総合的に評価する必要があります。

1. 糖鎖抗原 CA 19-9(血清)

CA 19-9 は膵臓がんで上昇しやすい腫瘍マーカーですが、良性膵疾患や肝疾患、胆道がんなどでも高値になることがあります。

2. 糖鎖抗原 CA 125(血清)

CA 125 は主に卵巣がんのマーカーとして知られていますが、進行した膵臓がんでも上昇することがあります。ただし、婦人科腫瘍や炎症性疾患でも増加します。

3. ビリルビン(血清)

膵臓がんが胆管を圧迫すると直接ビリルビンが上昇し、黄疸を伴うことがあります。この場合、アルカリホスファターゼ(ALP)やγ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)も高値になることが多いです。

4. 肝機能検査(ALT、AST、ALP)

膵臓がんが肝臓に転移したり肝臓機能に影響を及ぼすと、ALT・AST・ALP などの酵素が上昇します。これらは肝障害や胆道閉塞を示す指標です。

5. 血糖値

膵臓がんはインスリン分泌を阻害し、糖尿病を新たに発症させることがあります。既往歴のない人での不明熱性高血糖や、既存の糖尿病患者で血糖コントロールが急激に悪化した場合は注意が必要です。

6. 完全血球計算(CBC)

貧血(赤血球減少)、白血球増加(白血球増多)、血小板異常などが見られることがあります。これらは炎症や腫瘍による全身的な反応を示す可能性があります。

上記のマーカーは単独で膵臓がんを特定できるものではなく、他の臨床所見や画像検査、組織診断と組み合わせて評価することが重要です。

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