前立腺がんに対するTURP(経尿道的前立腺切除術)とは
TURP(経尿道的前立腺切除術)は、前立腺の一部組織を切除する外科手術です。本来は良性前立腺肥大(BPH)の治療に用いられますが、前立腺がん患者に対しては、他の治療法の準備や、根治的前立腺全摘除術が受けられない場合の代替手段として実施されることがあります。
手順
切除用ループを尿道から挿入し、レセクトスコープで前立腺の一部を切り取ります。全身麻酔下で行われ、外来手術として実施されますが、術後に一泊が必要なケースもあります。
効果
TURPは前立腺がんを根治するものではありません。主に症状緩和や、他の治療法(放射線治療やホルモン療法)を行いやすくするための手段として利用されます。
リスク
血栓、勃起不全、失禁、尿路感染症などの合併症が報告されています。
副作用
逆行性射精、血尿、頻尿・切迫感、排尿時の灼熱感などが一般的な副作用です。
回復期間
術後は膀胱が完全に排尿できるまでカテーテルを装着します。通常、2週間程度で日常生活に戻れ、約6週間でほぼ完全に回復します。
