前立腺特異抗原(PSA)とは?
前立腺特異抗原(PSA)血液検査は、50歳以上の男性を対象に実施されます。この検査の結果は、前立腺がんの有無を示す可能性があります。前立腺がんのリスクが高い男性や、検査対象年齢に近づいている男性は、PSA検査について十分に理解しておくことが重要です。
定義
- 米国国立がん研究所(NCI)は、PSA を前立腺で産生され、精液中に含まれるタンパク質と定義しています。
PSA 値が高い場合
- 前立腺がんや前立腺肥大(BPH)などの前立腺疾患を抱える男性は、血中の PSA 値が上昇しやすくなります。
臨床的意義
- 健康な男性でもごく少量の PSA が血流に漏れ出すことがありますが、前立腺組織ががんなどで構造が乱れると、より多くの PSA が血中に流出します。Lions Australia 前立腺がんサイトによると、PSA 検査は新たに発見されたがんや再発がんを検出するために用いられます。
検査方法
- PSA 検査は血液採取により行われます。米国がん協会(ACS)は、50歳以上の男性に対し、直腸診と併せたオプショナルな PSA 検査の実施を医師に推奨しています。
専門家の見解
- PSA 検査は前立腺がんを早期に発見できる可能性がありますが、現時点の研究では早期発見が死亡率の低下に直結する証拠は不十分です。そのため、ACS は検査を提供しつつ、最終的な受検の判断は本人に委ねるべきだとしています。
検査開始年齢
- NCI のガイドラインによれば、一般的に PSA 検査は 50 歳から提供されますが、家族歴などリスクが高い場合は 40 歳から検査が提案されることがあります。
