前立腺がんで死亡する可能性は?
前立腺がんで死亡する男性の数
米国がん協会によると、2009年に約192,280件の新規前立腺がんが診断され、同年に約27,360人が死亡すると予測されました。
国立がん研究所の統計では、前立腺がんで死亡する男性の中央値年齢は80歳です。64歳未満での死亡は全体の10%未満、65〜74歳が20.1%、75〜84歳が40.9%、85歳以上が30.3%です。
ステージ別生存率
ステージI
がんが前立腺内にとどまり、組織の5%未満ががんに侵されている状態です。米国がん協会によると、前立腺がんの90%がステージIまたはIIで診断されます。ステージIの5年生存率は100%(がん以外の原因による死亡を除く)です。
ステージII
がんが前立腺に限局し、組織のごく一部に存在します。ステージIIも局所がんとみなされ、5年生存率は100%です。死亡リスクは極めて低いと考えられます。
ステージIII
がんが近くの精嚢に広がっていますが、リンパ系や他臓器への転移はありません。地域的がんと呼ばれ、手術、放射線治療、ホルモン療法などで予後は良好です。5年生存率は100%です。
ステージIV
がんが前立腺外の遠隔臓器へ転移した状態です。5年生存率は31%に低下し、米国における前立腺がん死亡の大部分を占めます。
早期発見の重要性
早期にがんを発見すれば生存率は大きく向上します。主な症状は排尿困難、勃起障害、尿に血が混じることなどです。これらは他の疾患でも起こり得ますが、定期的な検査が重要です。
50歳以上の男性は、年に一度の前立腺がん検査(PSA検査や直腸指診)を受けることが推奨されています。
