局所前立腺がんとは何か

局所前立腺がんの概要

局所前立腺がんとは、がん細胞が前立腺内にとどまり、他の臓器や組織へ転移していない状態を指します。この段階は前立腺がんの中で最も治療しやすく、早期に診断・治療を行えば5年生存率はほぼ100%に達します。

主な治療法

アクティブサーベイランス:がんの進行が遅くリスクが低い場合、すぐに治療を開始せず定期的に経過観察する方法です。

手術:局所前立腺がんに対して最も一般的に行われる治療で、がんのステージや位置に応じて根治的前立腺全摘除術や神経温存手術などが選択されます。

放射線療法:高エネルギーX線や陽子線などを用いてがん細胞を破壊します。外部照射と体内照射(ブラキセラピー)の両方があります。

ホルモン療法:前立腺がんの成長を促す男性ホルモン(テストステロン)の産生や作用を抑制します。

凍結療法(クライオセラピー):極低温を利用してがん組織を凍結・壊死させる方法です。

焦点治療(フォーカルセラピー):がんが存在する部位だけにエネルギー(高強度焦点超音波やレーザーなど)を照射し、健康な組織をできるだけ残す新しい治療法です。

治療法の選択は、患者さんの年齢、全身状態、がんのリスク分類などを総合的に判断して決定します。目的はがんの根治と、生活の質(QOL)を最大限に保つことです。

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