前立腺がんのステージ分類
前立腺がんは男性の生殖系にある前立腺に発生する腫瘍です。腫瘍が前立腺を拡大させると、排尿機能や性機能に影響が出ることがあります。前立腺がんは主に4つのステージに分けられ、ステージが進むほど病変が広がります。
ステージ分類の種類
前立腺がんのステージは、以下の2つの方法で評価されます。
- 臨床ステージ(Clinical staging):医師が身体診察や画像検査の結果から判断するステージ。
- 病理ステージ(Pathologic staging):実際に摘出した組織を顕微鏡で確認し、がんの広がりを評価するステージ。
ステージ I
がん細胞が前立腺内に限局している状態です。症状が出ないことが多く、他の手術や検査の際に偶然見つかることがあります。
ステージ II
直腸指診などで前立腺に異常が触知できるようになりますが、がんはまだ前立腺の外へは広がっていません。
ステージ III
がんが前立腺を取り巻く組織に浸潤し、場合によっては精嚢(前立腺の近くにある精液を貯める袋)まで広がります。
ステージ IV
がんが前立腺からリンパ節や遠隔臓器、骨などへ転移した状態です。症状が顕著になり、治療方針も大きく変わります。
