前立腺がんと良性前立腺肥大(BPH)の症状比較
共通する初期症状
前立腺がんもBPHも、頻尿(特に夜間)、残尿感、尿の滴下、排尿困難、尿流の弱さや途切れなど、同様の泌尿器症状が現れます。
転移の違い
前立腺がんは主に前立腺側葉に発生し、骨盤・脊椎・骨へ転移することがあります。一方、BPHは前立腺中心部に限局し、他の組織へ広がることはありません。
診断指標
どちらも前立腺特異抗原(PSA)値が上昇しますが、前立腺がんでは骨アルカリフォスファターゼが高くなることがあります。
罹患率
加齢とともに前立腺は肥大しやすく、40歳頃から膀胱を圧迫して排尿障害を起こすことがあります。前立腺がんは男性に最も多いがんです。
前立腺がんの治療法
がんのステージや患者の全身状態に応じて、経過観察、放射線療法、ホルモン療法、前立腺全摘出術などが選択されます。
BPHの治療法
経過観察のほか、フィナステリドなどの薬物療法で前立腺を縮小させる方法や、肥大組織を除去する手術があります。
