ルーシン(Lucrin)の副作用と注意点

一般的な副作用

  • 使用者の約52%がホットフラッシュ(ほてり)を経験し、最も頻繁に報告される副作用です。
  • 皮下に液体がたまる(むくみ)ことも多く、少なくとも8%の患者で確認されています。
  • めまい、全身の痛み、頭痛、吐き気・嘔吐といった症状は5%以上の患者で見られます。

その他の副作用

  • 消化器系の症状として下痢や食欲不振が報告されています。
  • 神経系の影響として不安感、四肢のしびれ・うずき、物忘れ、口の中の酸味、睡眠障害(不眠)があります。
  • 発熱や倦怠感も起こり得ます。
  • 女性では乳房の圧痛、男性では勃起障害が見られることがあります。

アレルギー反応

  • 稀ですが、重篤なアレルギー反応が起こることがあります。最初のサインは全身のじんましんや口唇周囲のかゆみです。
  • 放置すると、口唇や喉の腫れ、呼吸困難へと進行する恐れがあります。症状が現れたら直ちに緊急医療を受けてください。

重大なリスク

  • 血栓形成、静脈炎、心筋梗塞、不整脈などの心血管系合併症のリスクがあります。
  • 呼吸困難や不規則な呼吸、消化管出血も報告されています。
  • 視覚障害(ぼやけた視界)や感覚麻痺といった神経感覚系の重篤な副作用も稀に起こります。

使用上の留意点

  • 治療開始直後に症状が一時的に悪化することがあります。
  • 腎機能が低下している患者では、薬剤が体内に蓄積しやすく毒性リスクが高まるため使用は制限されます。
  • 小児への適用は十分な安全性データがなく、一般的には処方されません。
  • 妊娠中の使用は胎児に害を及ぼす可能性があるため、原則として避けるべきです。

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