前立腺がんの治療法
放射線療法
前立腺がんに対しては、主に2つの放射線治療法があります。
- 内部照射(ブラキセラピー):放射性シードを前立腺内または近くに埋め込み、がん細胞を直接照射します。
- 外部ビーム放射線:外部から高エネルギーの放射線を照射し、がん細胞を死滅させます。
- 陽子線治療(希少・高額):ガンマ線の代わりに陽子を使用し、正常組織へのダメージを最小化します。
手術療法
手術には主に以下の2種類があります。
- 腹腔鏡下根治的前立腺全摘出術(ロボット支援手術):腹部に小さな切開を入れ、腹腔鏡やロボットアームで前立腺と精嚢を除去します。
- 会陰経路前立腺全摘出術:陰嚢と直腸の間の切開から前立腺を取り除きます。
ホルモン療法(去勢療法)
男性ホルモン(アンドロゲン)の産生や作用を抑える薬剤を投与し、がん細胞の増殖を抑制します。
化学療法
複数の抗がん剤を組み合わせた薬剤カクテルにより、がん細胞を直接殺傷します。進行がんや転移性がんに用いられます。
凍結療法(クライオセラピー)
極低温のガスや液体窒素で腫瘍部位を凍結し、がん細胞を破壊します。局所的な治療として選択されることがあります。
経過観察(Watchful Waiting)
がんが進行するまで治療を見送る方針です。低リスクの前立腺がんで、生活の質を重視する患者に適しています。
治療法の選択は、がんのステージ、年齢、健康状態、価値観に応じて医師と十分に相談してください。
