前立腺がんの生存率と予後
検出方法
前立腺がんは、直腸指診や前立腺特異抗原(PSA)検査で発見されます。PSAは前立腺腫瘍を示す可能性のあるタンパク質です。
ステージ分類
治療方針と予後は腫瘍のステージに大きく左右されます。主なステージは次のとおりです。
- ステージⅠ:デジタル直腸診で触知できないほど小さい腫瘍。
- ステージⅡ:前立腺内にとどまる小さな腫瘍。
- ステージⅢ:前立腺を超えて広がっているが、リンパ節には及んでいない。
- ステージⅣ:膀胱、直腸、骨、リンパ節、その他の臓器へ転移した大きな腫瘍。
予後
予後は腫瘍のステージ、患者の年齢、全身状態によって決まります。早期に発見すればするほど予後は良好です。
生存率
がんの生存率は診断後何年生存しているかの割合で示されます(5年、10年、15年)。米国がん協会(American Cancer Society)のデータによると、前立腺がんの早期段階では以下の生存率が報告されています。
- 5年生存率:ほぼ100%
- 10年生存率:93%
- 15年生存率:77%
一方、他臓器へ転移した進行がんの場合、平均生存期間は1〜3年とされています。
