|  | 健康と病気 >  | がん | 皮膚がん

癌の定義

癌(がん)は、皮膚や臓器の上皮組織にできる悪性腫瘍の総称です。皮膚、肺、乳房、結腸、肝臓、前立腺、胃などに頻繁に発生し、リンパ節を介して他の臓器へ転移(転移性)することがあります。腫瘍の名称は、主に発生した組織や臓器に基づきます。代表的な形態には、未分化腫瘍(未分化癌)や腺癌(腺様癌)があります。

診断

  • 癌の診断方法は、疑いのある部位に応じて選択されます。主に細胞診や組織診が行われ、細い針を用いた吸引生検(Fine‑needle aspiration)や腫瘍の一部を切除する生検が一般的です。診断が確定したら、腫瘍の広がりを示す「ステージ」および組織の異常度合いを示す「グレード」が評価されます。

症状

  • 症状は腫瘍の部位によって大きく異なります。早期に症状が出るケースもあれば、転移が進んでから初めて自覚症状が現れるケースもあります。共通して見られる全身症状として、寒気、倦怠感、食欲不振、疲労、体重変化などがあります。

治療

  • 治療法は腫瘍の種類・部位・ステージに応じて選択されます。外科的切除に加えて、化学療法や放射線療法が主に用いられます。進行度が高い場合は根治が難しいこともありますが、症状緩和や生存期間の延長を目的とした治療が行われます。

皮膚がん(皮膚癌)

  • 皮膚にできるがんは最も一般的な上皮癌です。基底細胞がんは全皮膚がんの約90%を占め、転移は稀ですが広範囲に拡大することがあります。主に50歳以上で長年の紫外線曝露歴がある人に多く見られます。鱗状上皮がんは紫外線との関連が強く、基底細胞がんよりも転移リスクが高く、注意が必要です。

肺がん(肺癌)

  • 肺がんはがん死亡原因の上位を占め、約85%が喫煙に起因します。診断時にすでに他臓器へ転移している患者は半数近くに上ります。治療は外科手術、化学療法、放射線療法、分子標的薬などが組み合わされますが、予後はステージに大きく左右されます。

皮膚がん - 関連記事