頭皮の黒色腫(メラノーマ)治療
黒色腫(メラノーマ)は、メラニンを産生するメラノサイトから発生する悪性腫瘍です。メラニンは皮膚・毛髪・眼の色を決める色素で、黒色腫は皮膚がんの中でも特に危険性が高く、放置すると他の臓器へ転移し、治療が困難になることがあります。しかし、早期に診断・治療すれば高い治癒率が期待できます。
症状
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全ての人に黒色腫のリスクはありますが、日光曝露が多い、ほくろが多数ある、皮膚タイプや家族歴がリスク要因となります。頭皮の黒色腫は見つけにくい隠れがんとされ、症状は腫瘍が進行するまで現れません。そのため、定期的に頭皮をチェックし、異常がないか確認することが重要です。
ABCD で見分ける方法
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黒色腫の典型的な特徴は ABCD です。
- Asymmetrical(非対称)
- Border(境界)が不規則
- Color(色)が不均一
- Diameter(直径)が6mm以上
新たに出現した色素斑や、形・大きさ・色が変化したもの、出血や潰瘍を伴うものは要注意です。
予後
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米国皮膚科学会誌(Archives of Dermatology)に掲載された研究によると、頭皮・頸部に発生した黒色腫は他部位に比べ死亡リスクが約2倍に高く、5年生存率が低いことが示されています。
診断と一般的な治療法
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診断は主に生検で行われ、病変と周囲組織を採取し病理検査で確定します。
病期が早期であれば予後は非常に良好です。日光による皮膚がんの場合、レーザーリサーフェシングやエフデックス(5-フルオロウラシル)クリームで治療することがあります。また、トリクロロ酢酸(TCA)を用いた医療用化学ピーリングも選択肢の一つです。
進行例の治療
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進行した黒色腫では外科的切除が基本です。腫瘍が厚く、他臓器への転移リスクがある場合は、画像診断や血液検査を組み合わせた精密検査が必要です。転移が確認されていない場合でも、首のリンパ節まで含めた広範囲切除が行われます。
さらに、転移が認められる場合は化学療法(薬剤投与や注射)でがん細胞を抑制し、最終段階では生物学的治療や放射線療法が併用されます。
