転移性乳がんが皮膚や爪に及ぼす影響とは
皮膚に現れる症状
転移性乳がんは、以下のような皮膚症状を引き起こすことがあります。
- 紅斑(赤み):かゆみを伴う赤い斑点が顔・首・胸部にできやすい。
- 掻痒感(かゆみ):手のひら・足の裏・頭皮など、全身のどこでも起こります。
- 斑状丘疹(マクロパップラーレッシュ):小さな赤い丘疹が体幹部に多く見られます。
- 蕁麻疹(じんましん):大きく盛り上がったかゆみを伴う発疹が顔・首・胸部に出やすい。
- 点状出血(出血斑):血管が破れた小さな赤い点が皮膚に散在します。
皮膚の質感・状態の変化
- 乾燥肌:水分が失われ、ざらつきや鱗屑、かゆみが生じます。
- 角化過剰による肥厚皮膚:角タンパク質が過剰に生成され、皮膚が厚くなり不快感やかゆみが出ます。
- 皮膚潰瘍:保護バリアが崩れ、開放性の潰瘍ができることがあります。
爪に見られる変化
- 脆くなった爪:割れやすく、欠けやすい。
- 変色:黄色、茶色、黒色に変わることがあります。
- 爪の肥厚:通常より厚くなる。
- 縦方向の溝(リッジ):爪面に線状の凹みが現れます。
- 爪離れ(爪床離脱):爪が爪床から離れる。
これらの症状がみられたら、早めに医師の診察を受け、転移性乳がんを含む基礎疾患の有無を確認しましょう。
