悪性黒色腫の原因とリスク要因
悪性黒色腫(メラノーマ)は、皮膚のメラニンを生成する細胞(メラノサイト)から発生する皮膚がんです。ほくろとして現れることもあれば、健康な皮膚上に直接できることもあります。早期に発見すれば治療しやすいですが、転移すると治療が難しくなります。
原因
メラノーマの主な原因は、遺伝的要因と紫外線(UV)への過度な曝露です。家族にメラノーマ患者がいる、皮膚が白くそばかすが多い、赤毛などの遺伝的特徴はリスクを高めます。
リスク要因
- 家族歴が複数ある場合
- 異常なほくろ(形・色が不規則なもの)が5個以上ある
- 全身にほくろが50個以上ある
- 日焼けしやすく、過去に水ぶくれを伴う日焼けを経験したこと
ほくろについて
ほくろは大半が良性で、色は肌色から濃い茶色までさまざまです。形は平坦でも盛り上がっていてもよく、サイズも幅広いです。遺伝や日光曝露で増えることがありますが、悪性化した場合は注意が必要です。新しいほくろや変化したほくろは自己検査または医師の診察で確認しましょう。
日光(紫外線)
紫外線はメラノーマの最大の原因です。日焼けベッドなど人工的なUV光は避け、日中の紫外線が強い10時~16時の外出は控えましょう。SPF15以上の日焼け止めを使用し、特に子どもの頃の水ぶくれを伴う日焼けはリスクを大幅に上げます。
自己検査(ABCD法)
ほくろは定期的に自己検査し、異常があれば医師に相談します。ABCD法は次のポイントをチェックします。
- Asymmetry(非対称性): 形が左右で違うか
- Border(境界): 境界が不明瞭またはギザギザか
- Color(色): 色むらがあるか
- Diameter(直径): 6mm以上か
これらの項目に該当する場合は早めに皮膚科を受診してください。
