皮膚がんの事実
皮膚がんは、DNAが損傷し、体が修復できなくなることで発生します。損傷した細胞が異常に増殖・分裂し、腫瘍となります。
タイプ
ノースカロライナ大学医学部によると、皮膚がんには主に3つのタイプがあります。
- 扁平上皮がん(squamous cell carcinoma)― 手や顔にできやすく、最初はしこりとして現れ、次第に治らない潰瘍へと進行します。
- メラノーマ(melanoma)― 体のほくろから発生します。
- 基底細胞がん(basal cell carcinoma)― 最も頻度が高く、首や頭部に小さな隆起として現れます。
リスクが高い人
日焼け止めを使用しない薄い肌の人や、家族に皮膚がんの既往がある人は特にリスクが高いとEMS(緊急医療サービス局)は指摘しています。その他、長時間日光に当たる人、幼少期に何度も日焼けした人、ほくろが多数ある人も注意が必要です。
罹患数と死亡数
ポートランド皮膚科クリニックのデータによれば、米国では毎年100万件以上の皮膚がんが報告され、全がんの約半数を占めます。乳がん・大腸がん・肺がんを合わせた数よりも多く、米国人の5人に1人が一生のうちに皮膚がんを経験するとされています。米国がん協会は、2009年だけで11,000人以上の死亡が予測されました。
治療に関する事実
ほとんどの皮膚がんは紫外線が原因で、2004年の非メラノーマがん治療費は10億ドルを超えました。早期に発見すれば、皮膚がんは最も治療しやすいがんの一つで、治癒率は90%以上です。
メラノーマの特徴
米国がん協会は、メラノーマは早期発見が最も治癒しやすいとしていますが、同時に致死率の高いがんでもあります。Skin Physiciansの情報では、米国でメラノーマにより毎分1人が死亡しています。早期に発見された場合の治癒率は95%を超えます。
