|  | 健康と病気 >  | がん | 胃がん

胃がんの治療法

胃がんは胃粘膜に発生する腺癌が主ですが、胃のほぼ全ての部位で発生し得ます。50歳以上の男性に多く見られますが、年齢・性別に関わらず発症します。リスク要因は、保存料や塩分の多い食事、野菜・果物の不足、アルコール・喫煙、空調・炭鉱・木材・建設などの特定職業、そして家族歴などです。

手術

最も一般的な治療は胃の一部または全体を切除する手術(部分胃切除または全胃切除)です。手術時には近傍のリンパ節や組織も摘出し、病理検査でがん細胞の有無を確認します。手術は腫瘍除去だけでなく、症状緩和の目的でも行われます。

化学療法

がんの進行度に応じて化学療法が併用されます。胃がんは化学療法に対する感受性が低いため、主に術前に腫瘍を縮小させるか、術後に残存がん細胞を除去する目的で使用されます。

放射線療法

単独での放射線療法はあまり行われませんが、手術が困難な場合や化学療法と組み合わせて腫瘍縮小やがん細胞の破壊に利用されます。

化学灌流(腹腔温熱化学灌流)

近年注目されている治療法で、抗がん薬を温めた溶液にして腹腔内に直接注入します。手術が不可能な進行胃がんに対して使用されます。

留意点・早期発見の重要性

早期発見が治療成功の鍵です。初期症状としては消化不良、胸焼け、吐き気、膨満感、食欲不振などがあります。進行すると原因不明の体重減少、血便、倦怠感、胃部の鈍い痛み、食後の痛みなどが現れます。疑わしい症状がある場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

胃がん - 関連記事