子宮内ポリープが疑われる場合、検査すべきか、先にD&Cを受けるべきか?
診断方法
子宮ポリープは、確実な診断を行ってから治療を選択することが重要です。主な診断法は以下の通りです。
1. 経腟超音波検査(トランスバギナル超音波)
子宮に音波を当てて画像化する非侵襲的検査です。ポリープの有無、サイズ、位置を把握できます。
2. 子宮鏡検査(ヒステロスコピー)
細く光源付きの子宮鏡を子宮頸部から挿入し、子宮内腔を直接観察します。ポリープや他の異常をその場で確認できます。
3. 生理食塩水注入超音波検査(SIS)
子宮頸部から生理食塩水を注入し、超音波で子宮内膜を拡張して観察します。ポリープの検出感度が高まります。
治療法
診断が確定したら、症状やポリープの大きさ・位置、患者さんの健康状態や希望に応じて以下の治療を検討します。
1. ホルモン療法
ホルモンバランスの乱れが原因の場合、ホルモン薬でポリープの縮小や増殖抑制が期待できます。
2. ポリペクトミー(子宮鏡下切除)
子宮鏡を用いてポリープを直接切除する手術です。日帰りで行えることが多く、回復も比較的早いです。
3. 子宮掻爬術(D&C)
子宮頸部を拡張し、スクレーパーで子宮内膜を掻き出す手術です。ポリープだけでなく、子宮内膜の異常組織も同時に除去できます。
最適な治療は、医師と十分に相談し、個々の状況に合わせて選択することが大切です。
