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ストーマの触診手順

気管切開は、喉の前面に切開を入れ、気道へ直接アクセスする医療処置です。切開部にチューブ(気管ストーマ)を装着し、呼吸を口や鼻に頼らず行えるようにします。手術後の呼吸補助や喉頭がん治療後に用いられます。

必要なもの

  • 使い捨て手袋

手順

  1. 石鹸と温水で手を洗い、ストーマに触れる前に手袋を装着します。感染拡大を防止できます。

  2. 目視で部位を確認し、気管が正中線にまっすぐ位置しているか、偏位がないかをチェックします。皮膚の赤みや腫れは感染のサインです。皮膚が破れている場合や刺激も注意してください。

  3. ストーマからの分泌物を確認します。分泌物の色と粘度を記録し、ピンクが混じっていれば出血、粘稠で大量の場合は液体過剰、乾燥した薄い分泌は脱水を示します。過剰な分泌は酸素供給を妨げるため、吸引が必要です。

  4. 指2本でストーマ周囲を優しく触診し、患者が顔をしかめたり痛みを示すか観察します。痛みは感染やストーマの位置不良を示すことがあります。

  5. 気管の左右に指を滑らせ、皮下気腫がないか確認します。皮下気腫は皮膚と筋肉の間に空気がたまり、米粒のような感触がします。

  6. ストーマがしっかりテープで固定されているか確認します。首輪の下に指1本が入る程度の隙間があれば適切です。固定が甘いと日常動作でチューブが外れる恐れがあります。清潔なドレッシングとテープでしっかり固定しましょう。

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