木のカビが引き起こすアレルギー
米国アレルギー・喘息・免疫学会によると、約3,500万人が樹木から放出されるカビ胞子や花粉に季節性アレルギーを持っています。症状は免疫力により軽度から重度までさまざまです。
重要性
カビアレルギーは喘息などの呼吸器疾患を悪化させ、仕事を欠勤したり入院が必要になるケースが多数報告されています。新聞や天気予報では、屋外カビ胞子数を日々の大気質指数として掲載することがあります。
影響
喘息に加えて、樹木カビアレルギーはくしゃみ、目のかゆみ・涙、鼻水、鼻づまり、咳といった典型的なアレルギー症状を引き起こします。
種類
代表的なものにAlternaria(アルタナリア)があります。これは屋内外で最も一般的なカビの一種で、木の葉に付着し胞子が空中に飛散してアレルギー反応を誘発します。腐敗した木からはTrichoderma(トリコデルマ)やAspergillus(アスペルギルス)などの胞子も放出されます。クリスマスツリーにもAlternariaや他のカビが付着することがあります。
予防・対策
軽度の症状は抗ヒスタミン薬や市販の鼻スプレーで緩和できます。症状が重い場合は医師がステロイド薬を処方することがあります。また、アレルゲン免疫療法(アレルギー注射)を受けて体質を改善する方法も選択肢に入ります。
注意点
抗ヒスタミン薬は眠気を引き起こすことがあるため、運転や重機操作時の使用は避けてください。
