猫アレルギーと湿疹(アトピー性皮膚炎)の対策

猫アレルギーの仕組み

猫の唾液やフケに含まれるたんぱく質に対してアレルギー反応が起こります。猫は舌で自分を舐めて体を清潔に保ちますが、その過程でたんぱく質が毛や皮膚に付着し、乾燥すると空気中に舞い上がります。これを吸い込むとアレルギー症状が現れます。

じんましんと湿疹

猫に触れた後にじんましんが出ることがあります。すでに湿疹(アトピー性皮膚炎)を抱えている人が猫を撫でると、症状が悪化しやすくなります。湿疹はかゆみを伴う発疹で、喘息や花粉症など呼吸器系アレルギーの既往があることが多いです。

症状の悪化を防ぐ方法

以下の対策で、猫と同居している場合でも湿疹の発症を抑えることができます。

  • 毎日ブラッシングし、週に一度はシンクで水だけで入浴させる。最初は嫌がることが多いので、徐々に慣れさせる。水量は少量から始め、数週間かけて徐々に増やす。
  • 寝室や頻繁に使用するリビングルームへの立ち入りを制限し、猫は別の部屋やルームメイトの部屋に置く。
  • カーペットはアレルゲンを溜め込みやすいので可能なら撤去し、撤去できない場合は部屋ごとにカーペット背面に向けてHEPAフィルターを設置し、HEPA機能付き掃除機で定期的に掃除する。

訪問後の対策

猫がいる家庭を訪れた後は、手をしっかり洗い、着替えることが重要です。また、外出前に眠くならない抗ヒスタミン薬を1時間前に服用すると症状を軽減できます。

猫のいない環境を作るには

猫を完全に避けても、友人や同僚の服に付着したフケが付着してくることがあります。猫を手放した場合でも、フケはカーペットに最大20週間、マットレスに最大5年残ります。部屋を十分に換気し、扇風機やHEPAフィルターを常に稼働させてフケの拡散を防ぎましょう。

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