衣類乾燥機の吸気フィルターでのアレルギー予防法
はじめに
米国アレルギー・喘息免疫学会の全国調査によると、米国民の54.6%が1種以上のアレルゲンに陽性反応を示しています。特にホコリアレルギーを持つ人にとって、衣類乾燥機の吸気フィルターの掃除は大きなリスクとなります。フィルターに触れずに済む対策を取ることが、アレルギー症状の予防につながります。
アレルギー対策
1. 掃除を家族に任せる
子どもや他の家族にフィルターのリント除去と処分を任せましょう。以下の手順で安全に行えます。
- リント除去の手順を教え、定期的な家事として担当させる。
- リントは屋外の専用ごみ箱に捨て、室内に粉塵が舞い上がらないようにする。
- 作業後は必ず手を十分に洗い、週末にごみ袋を結んで外に出す。
2. 防護具を使用する
専用の防護服を用意し、吸気フィルターの掃除時だけ着用します。
- 使い捨てのマスクと手袋、作業用オーバーオールを用意する。
- 作業後は手袋を処分し、マスクは屋外やガレージに掛けて乾かす。
- オーバーオールは最低週1回、頻繁に掃除した場合はそれ以上の頻度で洗濯する。
- 作業後は必ず手と腕を洗う。
3. 必要に応じて薬を服用する
ホコリに強いアレルギーがある場合は、医師の指示に従い抗ヒスタミン薬を使用します。
- ロラタジンなどの24時間型抗ヒスタミン薬を毎日継続して服用すると、2〜3日で効果が現れます。
- より強力な抗ヒスタミン薬としてジフェンヒドラミンがありますが、眠気が副作用として出やすい点に注意が必要です。
まとめ
吸気フィルターの掃除はホコリアレルギー患者にとって危険が伴いますが、家族に任せる、適切な防護具を使用する、必要に応じて薬を服用するといった対策を組み合わせることで、症状を効果的に抑えることができます。
