市販のアレルギー治療薬の選び方と使い方

鼻スプレー

市販の鼻スプレーの主成分はクロモリンが多く、局所ステロイドとして鼻腔の炎症を抑えます。ただし、幼児への使用は避け、3日以上連続して使用しないでください。症状が改善しない場合は医師に相談し、使用説明書の用量を守りましょう。

塩水ベースの鼻スプレーは粘液を緩めて排出を助け、薬剤を含まないためアレルギーシーズン中ずっと使用できます。小児でも小児科医の許可があれば安全に使用できます。

使用方法:柔らかいティッシュで鼻をかんだ後、指で片方の鼻孔を閉じ、開いた方に軽く噴射し、頭を後ろに傾けます。反対側も同様に行います。

抗ヒスタミン薬

ヒスタミンはアレルゲンに対する体の自然な反応で、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ・涙目を引き起こします。抗ヒスタミン薬はヒスタミンの作用をブロックし、これらの症状を緩和します。錠剤、液体、溶解ストリップ、炭酸錠などさまざまな形態がありますが、眠気を催すものが多いので、運転や機械操作時の使用は避け、ノンデザイング(眠くならない)タイプを選びましょう。

去痰薬(血管収縮薬)

去痰薬は過剰な粘液や血管拡張による鼻詰まりを改善します。形態は抗ヒスタミン薬と同様です。高血圧、糖尿病、緑内障の方は使用前に医師に相談してください。副作用として不眠、イライラ、排尿困難が報告されています。

複合製剤

鼻詰まりとくしゃみ・鼻水など複数の症状が同時に出る場合は、抗ヒスタミン薬と去痰薬が一緒になった複合製剤を選びます。「多症状緩和」や「コンビネーション」などの表示がある製品を目安にし、単独薬で十分な効果が得られないときに使用してください。

市販薬を使用する際は、必ず医療従事者に相談し、ラベルに記載された用量を守りましょう。

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