子どものナッツアレルギーについて
子どもはナッツアレルギーを克服できるか?
米国喘息・アレルギー基金によると、子どもの3〜8%が食べ物に何らかの反応を示しますが、実際に食物アレルギーと診断されるのは1〜2%です。ナッツアレルギーは皮膚プリックテストや血液検査で確定します。一般的に、食べ物アレルギーは4歳頃までに自然に治ることがありますが、ピーナッツや木の実に対するアレルギーは生涯続くことが多いです。
ナッツアレルギーの症状
食後数分から1時間以内に症状が現れます。口の中がしびれる、呼吸が苦しくなる、皮膚にじんましんや唇・顔の腫れ、腹痛・嘔吐・下痢などが典型的です。重症の場合はアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
アナフィラキシーショック
命に関わる緊急事態です。気道が狭くなる、喉が腫れて呼吸できなくなる、血圧が急激に低下し意識消失や昏睡、最悪の場合死亡に至ります。即座に救急医療が必要です。
ナッツアレルギーの治療法
軽度の症状は抗ヒスタミン薬で対処できますが、アナフィラキシーが疑われる場合はエピネフリン自己注射器(エピペン)による投与と救急搬送が必要です。多くの保護者がエピペンを常備し、症状が出たらすぐに使用できるようにしています。
ナッツアレルギーの予防と対策
アレルギーがある子どもには医療情報ブレスレットやネックレスを装着させ、学校や保育施設のスタッフにアレルギーと対処法を必ず伝えましょう。米国食品医薬品局(FDA)はピーナッツ・木の実を含む食品に必ず表示を義務付けているため、購入時はラベルを必ず確認してください。また、友達と食べ物を共有したり、見たことのないスナックを受け取ったりしないよう指導しましょう。
