くしゃみや咳を引き起こすアレルギーへの対策は?
アレルギーは特定のアレルゲンに対する免疫反応で起こります。人それぞれに異なる原因物質と症状があり、最も一般的なのが花粉症(アレルギー性鼻炎)です。鼻や喉の炎症が増すことで鼻づまりやくしゃみ、咳が現れます。自分の症状の原因を正しく把握することが、適切な対処への第一歩です。
検査を受ける
くしゃみや咳が頻繁に出る場合は、何が原因かをはっきりさせることが重要です。花粉、カビ、ペットのフケなどが主なアレルゲンですが、正確に特定するにはアレルギー専門医の診察が必要です。皮膚テストは最も手軽で即座に結果が得られる方法で、背中や腕に少量のアレルゲン抽出液をつけ、赤い隆起ができた部位でアレルギーの有無と重症度を判断します。
予防策
完全にアレルゲンを排除することは難しいですが、日常生活でその影響を減らす手段は多数あります。
- 室内ではHEPAフィルター搭載の掃除機、空気清浄機、エアコンを使用し、微細なアレルゲンを除去します。
- ダニやペットのフケが気になる場合は、マットレスカバーや枕カバーを防ダニタイプに替えると効果的です。
- ペットは家の一部屋に限定し、定期的に専用シャンプーで洗うことでフケの飛散を抑えます。
- 重度のアレルギーがある場合は、カーペットを取り除きフローリングに変更すると、アレルゲンの蓄積を防げます。
- 屋外では地域の花粉・カビカウントを確認し、数値が高い日は屋内で過ごす時間を増やす、外出時間を短くするなどの工夫をします。
薬物療法
症状が強いときは薬でコントロールします。市販薬と処方薬の両方があり、代表的なのは抗ヒスタミン薬と去痰薬(血管収縮薬)です。
- 抗ヒスタミン薬は体内で放出されるヒスタミンの作用を抑え、炎症やくしゃみを軽減します。
- 去痰薬は鼻や気道の充血を緩和し、呼吸を楽にします。
- 症状が出たらすぐに口から服用し、効果が現れるまでに30分ほどかかることがあります。
- 眠気や動悸、症状の悪化など副作用が現れた場合は、直ちに医師に相談してください。
- 呼吸困難や激しい息切れが起きたら、緊急医療機関を受診することが必要です。
