ペニシリンアレルギーの治療法と対処手順
ペニシリンはカビのペニシリウムから抽出される抗生物質で、淋病など多数の細菌感染症の治療に用いられます。しかし、ペニシリンに対するアレルギーを持つ人も少なくなく、胃腸、肺、皮膚、鼻などに症状が現れます。放置すると呼吸困難にまで進行することがあります。
ペニシリンアレルギーの対処法
ステップ1:アルブテロール硫酸塩錠の服用
アルブテロールは気管支拡張薬で、ペニシリンアレルギーによる呼吸困難を緩和します。用量は12時間ごとに2 mgを経口投与します。
ステップ2:エピネフリン注射(エピペン)の使用
エピネフリンはアドレナリンの一種で、筋肉内に注射すると即座に気道が開きます。エピペン自動注射器で太ももの筋肉に0.3 mlを投与します。
ステップ3:経口抗ヒスタミン薬(ベナドリル等)の服用
抗ヒスタミン薬はヒスタミンの作用を抑え、気道収縮や皮膚のかゆみを軽減します。ベナドリルは1回50 mgを1日3回、または医師の指示に従って服用します。
ステップ4:コルチコステロイドの投与
デルトゾンなどのステロイドは肺の細気管支の炎症を抑えます。1日1回、食事と共に60 mgの錠剤を服用します。
ステップ5:ペニシリン脱感作療法
脱感作は2分ごとに少量のペニシリンを投与し、体の感受性を一時的に低下させる方法です。完全な投与が必要な場合に限り、医師の管理下で病院で実施します。
上記の治療は医師の診断と指導のもとで行うことが重要です。症状が重篤化した場合はすぐに救急医療を受けてください。
