アレルギー性皮膚発疹の種類と特徴
アレルギー性皮膚発疹は、香水、石鹸、洗剤、化粧品などの成分や、ラテックス・エラストマー・ゴム製品に含まれる化学物質、衣類の染料などが主な原因です。
アトピー性皮膚炎(湿疹)
アトピー性皮膚炎は湿疹とも呼ばれ、特に乳幼児に多く見られますが、子どもや大人でも発症します。かゆみが強く、赤くて鱗屑があり、時に水疱や丘疹ができることがあります。乳児では頬・頭皮・胸部、子どもや若年成人では肘の屈側や膝裏、手足、背中、首などに出やすいです。
接触皮膚炎
接触皮膚炎は、特定の物質と皮膚が直接接触した部位に発疹が生じるアレルギー反応です。原因となるものには、ヘアカラー、金属、化粧品、歯科材料、外用薬、ウィローネクサス(毒ツタ)などがあります。症状は接触部位に限定され、赤みや腫れ、かゆみが伴います。
血管性浮腫と蕁麻疹(じんましん)
血管性浮腫(アンジオエデマ)は唇・眼瞼・手足などにむくみが出る症状で、かゆみは少なく、刺すような痛みや灼熱感を伴うことがあります。蕁麻疹は大小さまざまな赤い隆起(膨疹)が皮膚に現れ、数分から数時間続くことがあります。年齢を問わず発症します。
発疹のないかゆみ(掻痒症)
皮膚に発疹がなくてもかゆみだけが生じることがあります。これは掻痒症と呼ばれ、皮膚疾患や内臓疾患のサインであることがあります。原因としては、薬剤による副作用、アレルギー反応、鉄欠乏性貧血や甲状腺機能低下などの代謝異常が挙げられます。
薬剤性皮膚発疹
特定の医薬品が原因で発疹が出ることがあります。代表的な例として、ウラベス、ミオトナコール、ウレコリン、デュヴォイド、ディシパル、カルシタレなどが報告されています。
