医療現場で使用される体温計の種類と特徴

デジタル体温計

電子式で迅速かつ正確に体温を測定します。デジタル表示があり、口腔、腋下、直腸測定に使用できます。使いやすさと利便性から広く普及しています。

赤外線体温計

接触せずに体表から放射される赤外線を検知して温度を測定します。額や耳孔での素早いチェックに適しています。非侵襲的で迅速な測定が可能です。

鼓膜体温計

耳孔内の温度を測定する専用の体温計です。特に小児の測定に有効で、口腔や腋下に比べて正確な結果が得られます。

直腸体温計

直腸に挿入して体内コア温度を測定します。信頼性が高く、乳児や小児、重症患者の管理に用いられます。

側頭部体温計

額の側頭動脈をスキャンして温度を測定します。皮膚に接触せずに迅速に測定でき、非侵襲的です。

使い捨て体温計

一回限りの使用を前提とした体温計で、感染拡大防止に有効です。口腔、腋下、直腸測定に対応したタイプがあります。

熱電対体温計

熱電対プローブを用いて高精度に温度を測定します。集中治療室や手術室など、正確さが求められる場面で使用されます。

医療現場でどの体温計を選択するかは、患者の状態、求められる精度、測定目的、施設のガイドラインなどに基づいて決定されます。

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