認知症ケアのための介護者向け情報
診断
認知症の診断には各種テストが用いられます。薬物療法で進行を遅らせることは可能ですが、完全に止めることはできません。疑いがある場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
記憶ゲームと会話
記憶力を刺激するゲームや時事ニュースの話題は、認知症患者の認知機能を保つのに役立ちます。患者さんの体調や能力に合わせて、適度に取り入れましょう。
徘徊と転倒の予防
症状が進むと徘徊が増え、外出時の安全確保が重要です。ドアノブを目立たない色に塗り替える、ドアは常に施錠するなどの対策を行いましょう。また、視力やバランスが低下し転倒リスクが高まります。浴室の手すりや滑り止めマットを設置するなど、転倒防止策を講じてください。
日常生活の介護
後期の認知症では入浴、着替え、トイレなどの基本的な身の回りの動作に介助が必要になります。本人の尊厳を保ちつつ、適切なサポートを心がけましょう。
将来の計画と意思決定
認知症が進行すると自分で意思決定が難しくなります。早い段階で本人と話し合い、終末期医療や財産管理についての希望を確認し、必要ならば弁護士や成年後見制度の利用を検討してください。
介護者のセルフケア
認知症の介護は肉体的・精神的に大きな負担がかかります。疲れやストレスがたまったら、レスパイトケア(一時介護支援)やサポートグループを活用し、自己の健康管理も忘れずに行いましょう。
