腹部超音波検査で断食が必要な理由は?

腹部超音波検査は絶対に断食が必要というわけではありませんが、空腹にすることで臓器や構造の映像がクリアになり、診断精度が向上します。

胆嚢超音波検査

検査の8〜12時間前から絶食すると胆嚢が十分に膨らみ、サイズ・壁の厚さ・胆石の有無を正確に評価できます。

肝臓・膵臓・腎臓などの腹部臓器超音波検査

絶食により腸内のガスが減少し、ガスによる音響影が少なくなるため、肝臓や膵臓、腎臓などの臓器が鮮明に映ります。

造影超音波検査

静脈内造影剤を使用する場合、食べ物や飲み物が消化管内に残っていると造影剤の吸収・分布が妨げられる可能性があります。そのため、断食が推奨されます。

以上のように、ガスを減らし観察条件を最適化することで、画像の質が向上し放射線科医の診断がしやすくなります。断食の具体的な時間や方法は施設や検査内容によって異なるため、必ず担当医や検査センターの指示に従ってください。

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