摂食障害(神経性食欲不振)が体に与える影響

摂食障害(神経性食欲不振)の身体への影響

神経性食欲不振は深刻な精神疾患で、食事摂取を極端に制限するため、栄養不足が急速に進行し、さまざまな健康障害を引き起こします。

体重減少と関連するリスク

体重減少:急激な体重減少は免疫力低下、感染症リスク上昇、貧血、骨粗鬆症、成長障害など多くの合併症を招きます。

感染症リスク増大:栄養不足により免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなります。

貧血:赤血球の産生が減少し、疲労感、倦怠感、息切れ、めまいなどの症状が現れます。

骨粗鬆症:骨密度が低下し、骨が脆くなり骨折しやすくなります。

成長障害:特に子どもや思春期の患者で身長や骨格の成長が阻害されます。

女性特有の影響

月経異常:栄養不良によりホルモンバランスが乱れ、無月経や不規則な月経が起こります。

心血管系への影響

徐脈(低心拍数):心拍が遅くなり、倦怠感やめまいを引き起こすことがあります。

低血圧:血圧が下がり、立ちくらみや失神のリスクが高まります。

電解質バランスの乱れ

電解質異常:ナトリウムやカリウムの低下(低ナトリウム血症・低カリウム血症)により、筋力低下、疲労、混乱などが生じます。

臓器不全のリスク

重度の場合、腎不全、肝不全、心不全といった臓器機能の衰えが進行し、生命に関わる危険があります。

摂食障害は命に関わる疾患です。自分や身近な人が食事制限に苦しんでいると感じたら、すぐに専門機関へ相談してください。

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