吸入器の構成部品とは?

喘息は肺に影響を与える疾患で、胸の圧迫感、咳、喘鳴、息切れといった症状を引き起こします。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国成人の7.7%、子どもの9.6%が喘息と診断されています。喘息の治療薬は主に吸入器を通じて投与され、肺へ直接届くため効果的です。ご自身やお子さんが喘息でお悩みの場合、吸入器の構成部品を理解しておくと、医師との相談や適切な使用に役立ちます。

吸入器の種類

  • 吸入器は、薬剤を入れたプラスチック製の筒で、薬を肺に直接送ります。経口や静脈投与も可能ですが、吸入が最も効率的です。大きく分けて「定量噴霧吸入器(MDI)」と「ドライパウダー吸入器(DPI)」の2種類があります。

定量噴霧吸入器(MDI)

  • MDIは、薬剤が入った金属カートリッジと、底部にマウスピースが付いたプラスチックチューブの2部構成です。カートリッジをチューブの上部に差し込み、押すとバルブが開き、一定量の薬剤と空気が噴出して気道に送られます。子ども用や吸入が難しい場合に、スパイサー(スペーサー)と呼ばれる追加装置を取り付けることがあります。スパイサーはマウスピースと顔をつなぐチューブで、薬剤の噴出速度を緩やかにし、口腔に届くのを防ぎ、肺への届きやすさを高めます。

ドライパウダー吸入器(DPI)

  • DPIは、ブリスターやゲルカプセルに単回分の粉末薬が封入された形で提供されます。筒状やディスク状の本体は、軸とベース(またはディスク)から構成され、ベースをひねると1回分の薬剤が装填されます。使用時は軸を口に当て、粉末薬を素早く力強く吸い込みます。ただし、喘息発作中や子どもは深く吸い込むのが難しいため、使用が困難になることがあります。

使用回数カウンター

  • 一部のメーカーは、マウスピースに使用回数を示すカウンターを搭載しています。これにより、残りの使用回数を簡単に把握できます。また、吸入器は本体一体型と、カートリッジを別途交換できるタイプがあります。

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