子どもの喘息発作と心拍数の目安
フロリダ大学ヘルスサイエンスセンターが1999年に発表した研究では、喘息発作の重症度を示す指標として心拍数の上昇が挙げられています。子どもの正常な心拍数は年齢により変わり、1歳から10歳までの子どもでは1分間に70〜120回が目安とされています(Medline Plus)。
発作がない場合
- 心拍数、呼吸数、酸素飽和度が正常範囲内であることが、喘息発作が起きていないことを示します。
軽度の発作
- 心拍数が100回未満で、呼吸数がやや増加している場合は、軽度の喘息発作の可能性があります。
中等度の発作
- 心拍数が100〜120回、呼吸数が増加し、酸素飽和度が低下していると、中等度の喘息発作と考えられます。
重度の発作
- 心拍数が120回以上に著しく上昇し、呼吸数がさらに増加、酸素飽和度が大幅に低下している場合は、重度の喘息発作です。
呼吸停止の危機
- 心拍数が正常以下に低下(徐脈)し、低酸素血症が疑われる場合は、呼吸停止が差し迫っている可能性があります。低酸素血症は動脈血中の酸素濃度が低い状態で、重度の酸素欠乏が進行すると緊急の対応が必要です。
