豚インフルエンザ(A/H1N1)の死亡率は季節性インフルエンザと比べてどのくらいですか?
豚インフルエンザ(A/H1N1)
死亡率:0.02%(10,000例あたり2人)
世界の累計死亡者数:18,449人(2010年8月時点)
季節性インフルエンザ
死亡率:0.1%(1,000例あたり1人)
世界の累計死亡者数:25万~50万人(2017〜2018年シーズン)
上記の数字から分かるように、豚インフルエンザの死亡率は季節性インフルエンザよりかなり低いです。ただし、A/H1N1は新型ウイルスであったため自然免疫がほとんどなく、感染拡大が容易で重症化リスクが高かったことは忘れてはなりません。一方、季節性インフルエンザは長年人類が経験している株であるため、ある程度の免疫が備わっています。
さらに、豚インフルエンザの死亡率は軽症が報告されにくいため過小評価されている可能性があります。対照的に、季節性インフルエンザは重症例が医療機関に報告されるため、死亡率は比較的正確と考えられます。
総合すると、豚インフルエンザは公衆衛生上の深刻な脅威でしたが、1918年のスペイン風邪(推定死亡者数5,000万~1億人)などの歴史的パンデミックほど致命的ではありませんでした。
