ヘパリン投与の逆転プロトコル

ヘパリンは冠動脈疾患や血栓症の患者に広く使用される注射用抗凝固薬です。過剰投与やアレルギー反応が起きた場合の対処法を以下にまとめました。

軽度の反応

注射部位の痛み、発赤、熱感、刺激感などが見られます。これらの症状が持続または悪化した場合は、医師に連絡し投与継続の可否を判断してもらいます。軽度の反応に対する逆転手段は、ヘパリンの投与中止と代替薬への切り替えです。

アレルギー反応

ヘパリンは豚腸由来であり、保存剤が含まれることからアレルギーを起こすことがあります。主な症状は嘔吐、発汗、蕁麻疹、かゆみ、呼吸困難、顔・唇・舌・喉の腫れ、失神感などです。

アレルギーが疑われたら直ちに投与を中止し、緊急医療を受けてください。血小板数のモニタリングも行われます。

重篤な出血や損傷の逆転

過量投与や出血は肝臓、卵巣、腹壁の組織など全身のさまざまな部位で起こり得ます。重篤な出血が認められた場合、静脈内投与されるプロタミン硫酸が迅速な解毒薬として用いられ、数分以内に止血が期待できます。逆転処置は医療従事者のみが実施すべきです。

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