血液中毒(菌血症)の概要

原因

血液中毒は体内に感染が広がることで起こります。肺炎やインフルエンザ、虫垂炎、腹膜炎、尿路感染、皮膚感染、術後感染、神経系感染など、局所的な感染が血流に細菌(菌血症)を流入させることが主な原因です。

主な症状

急激な高熱、寒気、心拍数の増加が典型的です。その他、嘔吐、腹痛、吐き気、全身の倦怠感なども見られ、重症化すると意識障害を伴うことがあります。

リスク要因

免疫力が低下している人は特に注意が必要です。HIV感染者や白血病患者、化学療法・長期ステロイド投与中の人、幼児・高齢者は血液中毒のリスクが高まります。

予防策

傷口はすぐに清潔にし、消毒剤で処置しましょう。口腔内の感染は歯科医を受診して拡大を防ぎます。膿瘍ができたら、熱いタオルで20分間、1日3回圧迫し、自然に破裂させるようにします。無理に絞らないことが重要です。

治療法

血液中毒は緊急治療が必要です。入院後、静脈内抗生物質で血流中の細菌を速やかに除去します。適切に治療しないと、菌血症は敗血症へ進行し、生命に危険が及びます。

敗血症(Sepsis)

敗血症は感染に対する体の過剰な反応で、自己組織が損傷し臓器不全や敗血性ショックに至ることがあります。治療は大量の抗生物質投与と点滴による体液補給が中心です。血液中毒を早期に治療することで、敗血症への進行を防げます。

血液障害 - 関連記事