血栓と塞栓、どちらがより危険か?

血栓と塞栓、どちらがより危険か?

血栓(Thrombus)とは

血栓は血管内で血液が固まってできる塊です。多くの場合、体内の自然な溶解機構によって時間とともに消失し、特に問題は起こりません。

しかし、血栓が大きくなり動脈や静脈といった主要な血管を遮断すると、脳卒中、心筋梗塞、深部静脈血栓症(DVT)などの重篤な症状を引き起こす可能性があります。

塞栓(Embolism)とは

塞栓は、血栓が元の部位から離脱し、血流に乗って体内の別の場所に移動したものです。移動先で血管を詰まらせると、脳、心臓、肺など重要な臓器への血流が阻害されます。

このため、塞栓は突然の死亡や致命的な合併症を引き起こすリスクが非常に高く、緊急の治療が必要です。

どちらが危険か

一般的に、塞栓の方が血栓よりも致死率が高く、急激に症状が悪化するため「より危険」と評価されます。ただし、血栓自体も放置すれば塞栓になる可能性があるため、早期の診断と適切な治療が重要です。

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