骨髄炎(骨感染)
骨感染(骨髄炎)は、深刻になる可能性のある疾患です。膿が骨内にたまり、瘻孔(ろうこう)を通じて皮膚表面に排出されることがあります。骨髄炎は急性の場合と慢性の場合があります。
原因
- 骨の外傷や手術後の合併症、体内の他部位からの菌の転移により発症します。
- 糖尿病患者の感染が骨に広がることもあります。
- 主な原因菌は黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌、サルモネラ菌です。
- 細菌と真菌の混合感染も起こり得ます。
症状と診断
- 発熱、局所的な骨の痛み、紅斑、熱感、腫脹、倦怠感、悪寒、嘔吐などが見られます。
- 診断には白血球数、沈降速度、骨生検、骨・血液・関節液・膿の培養が行われます。
- X線、MRI、CT、放射性骨スキャンなどの画像検査も利用されます。
治療
- 正確な診断が重要です。
- 適切な抗菌薬の投与と感染組織の外科的除去を行います。
- 全身状態が良好であれば予後は良好です。
- 重症例では切断が必要になることもあります。
- 免疫抑制状態の患者は慢性骨髄炎を起こしやすいです。
