Epley法の実施方法

突然のめまいや回転感が短時間で繰り返し起こる場合、良性発作性頭位めまい症(BPPV)が考えられます。内耳の砂粒状の結晶(耳石)が誤った位置に移動することで起こりますが、Epley法という簡単で低コストな手技で結晶を元の位置に戻すことができます。

手順

  1. ベッドの真ん中に座り、症状が出る側の耳へ向かって頭を約45度回転させます。その姿勢を1分間保ちます。

  2. 頭と首を45度の角度のまま、ゆっくりと仰向けに横になります。この姿勢でも1分間保ち、めまいが出ることがあります。

  3. 仰向けの状態で、健康な側の耳へ向かって頭をできるだけ回転させます(約90度)。1分間保持し、再びめまいが起こることがあります。

  4. 頭が最大に回転したまま、体全体を「良い側」に横に倒します。頭と首はできるだけ固定し、床を見ることができる姿勢で1分間保ちます。

  5. 最後に座位に戻り、頭を前に約45度前屈させます。この姿勢を1分間保ちます。

  6. 一般的にEpley法は5分で完了し、就寝前に3回のサイクルを行うことが推奨されます。

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