会陰神経閉塞の症状と対策

定義

会陰神経閉塞(Pudendal nerve entrapment、PNE)は、骨盤内の会陰神経が靭帯、筋肉、骨の通路などで圧迫されることで起こる痛みを伴う疾患です。男女ともに発症し、長期間にわたる自転車の長距離走行などがリスクとなります。治療法としては、理学療法、ステロイド注射、外科的除圧が挙げられます。

原因

主な原因は以下の通りです。

  • 骨盤部への外傷
  • 先天的な奇形
  • 妊娠や出産による変化
  • 骨盤腫瘍
  • 骨盤手術後の瘢痕形成
  • 長時間・長期間にわたる自転車走行

特徴的な症状

座位になると症状が悪化し、立位や仰向けになると軽減するのが特徴です。

神経症状

鋭い痛み、焼けるような痛み、刺すような痛み、鈍い痛み、チクチク感やしびれ、性器部位の過敏感覚などが見られます。

泌尿・排便症状

排尿困難、頻尿、失禁、便秘、排便時の痛み、直腸や膣に異物感があることがあります。これらは性交痛、勃起不全、性器のしびれといった性機能障害を伴うこともあります。

治療法

症状に応じて、理学療法で筋肉バランスを整える、ステロイド注射で炎症を抑える、または神経の圧迫部位を外科的に解放する手術が選択されます。

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