吸入剤が脳に及ぼす影響とは?
吸入剤とは
吸入剤は、吸ったり嗅いだりすることで精神作用を引き起こす物質です。代表的なものにガソリン、接着剤、溶剤、塗料などがあります。
脳に及ぼす主な影響
知覚の変化
使用者は多幸感や軽快感、めまいを感じることがあります。また、実際には存在しない音や映像(幻覚)を体験することもあります。
錯乱・方向感覚の喪失
混乱や錯乱が生じ、言語や運動がうまくできなくなることがあります。周囲の状況に気付かなくなることもあります。
協調運動の低下
バランス感覚や協調性が損なわれ、歩行や立位が困難になり、転倒しやすくなります。
吐き気・嘔吐
吸入剤の使用は吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。
頭痛
頭部に痛みが生じることがあります。
痙攣
重度の場合、痙攣が発生することがあります。
脳損傷
長期的・大量に使用すると、記憶障害、知能低下、痙攣などの永続的な脳損傷を引き起こす可能性があります。
致死リスク
心不全、脳卒中、窒息などにより死亡する危険性があります。
安全への呼びかけ
吸入剤は極めて危険で命に関わる可能性があります。自分や身近な人が使用していると感じたら、速やかに専門機関や医療機関へ相談してください。
