交感神経のコリン作動性ニューロンが担う役割:発汗以外の重要な機能

交感神経のコリン作動性ニューロンは、発汗だけでなく、体内のさまざまな生理機能を調整しています。主な役割は次のとおりです。

唾液腺分泌の促進

コリン作動性ニューロンは唾液腺を刺激し、唾液の分泌を増加させます。これにより口腔内が潤い、消化が円滑に進みます。

涙腺分泌の促進

同様に涙腺も刺激され、涙の分泌が促されます。眼球表面を潤し、外部刺激から保護します。

骨格筋への血管拡張

コリン作動性シナプスは骨格筋の血管を拡張させ、血流を増大させます。酸素や栄養素の供給が向上し、筋活動を支援します。

毛立毛(鳥肌)

寒冷や恐怖などの刺激に対し、毛包が収縮して立毛が起こります。これは皮膚表面に薄い空気層を作り、体温保持に寄与します。

このように、交感神経のコリン作動性ニューロンはホメオスタシス維持に不可欠であり、複数の生理機能を統合的に調節しています。

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