EEGによる発作障害の診断と検査概要
脳波検査(EEG)は、医師が患者の発作障害を診断するために行う医療検査です。頭皮に装着した電極で脳波パターンを記録し、正常な脳活動と異常な脳活動を比較することで、てんかんやその他の発作障害の有無を判断します。
発作障害とは?
発作は脳内の電気的システムが正常に機能せず、脳細胞が制御できずに過剰に放電することで起こります。発作障害は「再発性」と「非再発性」の2つに分けられます。非再発性発作は頭部外傷や感染症など、特定の原因によって一度だけ起こります。一方、再発性発作はてんかんと呼ばれ、脳内のニューロンが過剰に放電することで突然、短時間(通常1〜2分)に繰り返し起こります。発作後に混乱が続くこともあります。
EEGはいつ実施するか?
医師は患者の既往歴、身体診察、血液検査などから発作障害が疑われる場合にEEG(脳波検査)を行います。EEGは脳波パターンを直接観測できるため、異常な活動を確実に診断する信頼性の高い方法です。
EEGとは?
EEG装置はコンピュータ、本体、電極、導線で構成されています。細い導線の先端に取り付けられた電極を頭皮に装着し、脳から発生する電気信号を記録します。記録された波形はモニターに波線として表示され、医師や技師は正常波形と比較して異常を検出します。
EEG検査の流れ
EEGは痛みを伴わない検査ですが、頭に電極を装着する感覚は少し不思議に感じることがあります。検査中に電極から電流が流れることはありません。ただし、診断精度を高めるために医師が意図的に発作を誘発することがあります。光刺激やストレス(例:深呼吸や息止め)によって発作が誘発されやすく、これらの方法で脳波を観察します。
リスク
EEG検査に既知の副作用やリスクはありません。安全で信頼性の高い検査方法として広く利用されています。
