脳腫瘍のステージとは? 各段階と診断方法の解説
脳腫瘍は、腫瘍の大きさや拡がり具合に応じて4つのステージに分類されます。ステージは生検や画像診断により判定され、ステージが進むほど治療が難しくなります。以下に各ステージの特徴と主な治療法をまとめました。
ステージ1
腫瘍は小さく、増殖速度も遅いです。正常な脳細胞に近い形態を保っており、周囲の組織へは侵入していません。外科手術で腫瘍全体を除去できることが多く、必要に応じて化学療法や放射線療法が併用されます。
ステージ2
腫瘍は大きくなり、周囲の組織に浸潤している可能性があります。手術で腫瘍を取り除くことは可能ですが、浸潤の範囲によっては術後に化学療法や放射線療法が追加されます。ステージ2はさらなる進行リスクがあるため、慎重な経過観察が必要です。
ステージ3
腫瘍はさらに増大し、周囲組織への影響が顕著です。癌細胞は正常細胞と形態が大きく異なります。腫瘍が大きく手術が困難な場合、まず化学療法で腫瘍を縮小させ、サイズが減少した後に手術を行うことがあります。
ステージ4
腫瘍は高度に進行し、脳内の広範囲に広がっています。治療は困難ですが、腫瘍の大きさ・位置・転移の有無に応じて外科手術、放射線療法、化学療法の組み合わせが検討されます。
診断方法
- 生検:腫瘍組織を採取し顕微鏡で細胞の増殖度や浸潤状況を評価します。
- 画像診断:X線、CT、MRI などで脳内の腫瘍の位置・大きさ・転移を確認します。
- 腰椎穿刺:脊髄液を採取し、癌細胞の有無を調べることがあります。
