肩の骨折治療ガイド
肩関節は人体で最も可動域が広い関節ですが、炎症や腱の損傷、腫れによる不快感や怪我が起こりやすい部位でもあります。事故や転倒による肩関節脱臼から、肩甲骨や鎖骨の骨折まで、肩の外傷は非常に一般的です。
肩の骨折の種類
- 肩の骨折は主に鎖骨(鎖骨)、上腕骨近位部(近位上腕骨)、肩甲骨(肩甲骨)のいずれかが対象となります。多くのケースでは、手術を行わずに固定やリハビリテーションで治療が可能です。
治療法
- 鎖骨骨折:通常は保存的治療で対応し、スリングや固定具で安静にします。皮膚を突き破る複合骨折や骨片が大きくずれた場合は、スクリューやプレートで固定する手術が必要です。
- 上腕骨近位部骨折:骨片がずれていなければ保存的に治療できますが、ずれている場合はピン・プレート・スクリューで固定し、場合によっては人工肩関節置換術が行われます。
- 肩甲骨骨折:ほとんどの場合、スリングや固定具で患部を安静にし、鎮痛薬や氷冷療法で痛みを管理します。手術は稀です。
リハビリテーション
- 手術後または保存的治療後の回復期間は数週間から数か月です。まずは患部を固定し、その後段階的にリハビリテーションを行います。
- 軽度の骨折であれば、4〜6週間で回復が見込めます。肩の筋力と可動域を取り戻すために、理学療法で肩エクササイズを実施します。
