外部固定装置を用いた骨折手術の概要と注意点

骨折の固定方法には、ギプスや添え木など手術を伴わないものがありますが、複雑な骨折では外部固定装置(エクスターナルフィクサー)を使用する手術が選択されることがあります。

外部固定装置とは

外部固定装置は、骨折した部位の外側にフレームを組み立て、皮膚を通して骨にピンやスクリューを挿入し、骨を安定させる装置です。アメリカ整形外科学会によれば、フレームは体外にあり、ピンは皮膚・筋肉を貫通して骨に固定されます。

手術の流れ

外部固定装置を装着するには、外科医が外科的にピンやスクリューを骨に埋め込む必要があります(『McGlamry's Comprehensive Textbook of Foot and Ankle Surgery』参照)。手術は全身麻酔下で行われ、装置の外枠は手術前に予め組み立てておくことが一般的です。

合併症のリスク

外部固定装置の装着手術には、ピンが抜け落ちる装置不全や、皮膚貫通部位からの感染リスクがあります。特にピンの挿入部位は清潔に保つことが重要です。

術後管理

手術後は炎症抑制薬の投与が必要になることがあります。ピンやスクリューは乾燥した滅菌ガーゼで覆い、感染予防に努めます。また、定期的に装置の緩みや皮膚状態をチェックすることが推奨されます。

手術時の考慮点

外部固定装置の外部フレームを手術前に組み立てておくことで、麻酔時間を短縮し、患者への負担を軽減できます。

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